「小田原城って行ったことある?」そんな質問をされて「うん、もちろん!」と答えられる人は意外と少ないかも。神奈川県の名城・小田原城は、実は歴史好きでなくても楽しめる超おすすめスポットなんです!
戦国時代、北条氏の本拠地として名を馳せた小田原城。でも「歴史は苦手…」という方も大丈夫!今回は歴史初心者の方でも楽しく理解できるよう、小田原城の魅力を3分で解説します。
アクセス方法から穴場の絶景スポット、ベストシーズン、周辺グルメまで徹底紹介!地元民だからこそ知っている情報満載でお届けします。「天守閣だけ見て帰るなんてもったいない!」と思わず友達にシェアしたくなる小田原城の楽しみ方、ぜひチェックしてみてください。
週末のお出かけ先に迷っているなら、小田原城へGO!歴史好きはもちろん、写真好き、グルメ好き、家族連れの方まで満足できる観光スポットです。さあ、一緒に小田原城の魅力を探検しましょう!
1. 小田原城への行き方が丸わかり!地元民直伝のアクセス方法
小田原城へのアクセス方法は実に簡単です。最も一般的なのはJR東海道線・小田急線・箱根登山鉄道の「小田原駅」からのルートです。駅を東口から出ると、徒歩約10分で小田原城址公園に到着します。駅前には分かりやすい案内板も設置されているので、初めての方でも迷うことなく城へ向かえます。
車でのアクセスも便利で、東名高速道路の大井松田ICから約15分、小田原厚木道路の小田原西ICからは約10分で到着します。城周辺には複数の有料駐車場があり、城址公園の城址公園駐車場(普通車30分100円)が最も近く便利です。ただし土日祝日は満車になりやすいため、少し離れた市営駐車場も視野に入れておくと安心です。
地元民がおすすめするのは、天気が良い日は「小田原文学館前」のバス停で下車するルートです。ここから城址公園に向かう道中では、歴史ある石垣と松の木々の風情を楽しみながら城へアプローチできます。特に春の桜や秋の紅葉シーズンは格別の美しさで、写真スポットとしても人気です。
体力に自信のある方には、箱根登山鉄道の「箱根板橋駅」から歩くルートもおすすめです。約15分の道のりですが、昔ながらの商店街を通り抜けることができ、地元の雰囲気を楽しめます。途中で小田原名物のかまぼこや干物を買いながら城に向かえば、旅の思い出も一層豊かになるでしょう。
小田原城を訪れる際の服装は、城内を隅々まで見学するなら歩きやすい靴がマストです。特に天守閣は階段が急なので、ヒールやサンダルは避けた方が無難です。また、城址公園は広いので、暑い時期は帽子や水分の準備も忘れないようにしましょう。これで小田原城への完璧なアクセス計画の準備が整いました。
2. 「天守閣だけじゃない!」知る人ぞ知る小田原城の絶景スポット5選
小田原城といえば威風堂々とした天守閣が有名ですが、実はそれ以外にも息を呑むような絶景スポットがたくさんあります。地元の人や城マニアだけが知る隠れた名所をご紹介します。
1. 常盤木門からの眺め
小田原城址公園の北東に位置する常盤木門からは、城内を一望できる特等席です。特に桜の季節には、門をフレームにした天守閣と桜の共演が写真愛好家に人気。朝日に照らされる姿は思わずシャッターを切りたくなる美しさです。
2. 二の丸観覧台
天守閣とは違った角度から小田原の街並みを見渡せるスポット。相模湾まで見渡せる日もあり、特に夕暮れ時の眺めは格別です。観光客が比較的少ないので、ゆっくりと景色を堪能できます。
3. 馬出門周辺の石垣
小田原城最大の見どころとも言える巨大な石垣。北条氏の時代から積み上げられた石垣は、様々な積み方が混在する歴史の教科書のよう。特に馬出門付近の石垣は圧巻で、石垣マニアなら見逃せない場所です。
4. 銅門からの眺望
城址公園の西側に位置する銅門は、訪れる人が少ない穴場スポット。ここから見る天守閣は少し遠いですが、周囲の自然と調和した美しい景観が広がります。紅葉シーズンには特におすすめです。
5. 本丸広場の月見櫓跡
天守閣のすぐ近くにありながら、意外と見落とされがちな月見櫓跡。ここからは天守閣を見上げる独特のアングルで写真が撮れます。夜間ライトアップ時には幻想的な雰囲気に包まれ、デートスポットとしても人気です。
各スポットは徒歩で回れる距離にありますが、城址公園は意外と広いので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。また、季節によって異なる表情を見せるので、何度訪れても新たな発見があるのも小田原城の魅力です。入場料を払って天守閣に登るのはもちろん素晴らしいですが、これらの無料で楽しめる絶景スポットも合わせて訪れれば、小田原城の魅力をより深く体感できるでしょう。
3. 小田原城観光のベストシーズンはいつ?春夏秋冬の見どころ比較
小田原城の魅力を存分に楽しみたいなら、訪問時期選びが重要です。四季折々に異なる表情を見せる小田原城。それぞれのシーズンの見どころを徹底比較しました。
【春の小田原城】
3月下旬から4月上旬は、城址公園の約320本の桜が一斉に咲き誇る時期。特に天守閣からの眺めは圧巻で、ピンク色に染まる城下町の景色は写真撮影にも最適です。「小田原城址公園桜まつり」も開催され、夜桜のライトアップも実施されるため、昼と夜で異なる表情を楽しめます。気温も過ごしやすく、混雑はありますが最も人気の高いシーズンです。
【夏の小田原城】
6月上旬は紫陽花が見頃を迎え、梅雨時期ならではの風情があります。7〜8月は新緑が美しく、天守閣内は冷房が効いているため暑さ対策もバッチリ。「小田原ちょうちん夏まつり」など夏のイベントも多く開催され、観光客は春よりやや少なめなので、ゆったり見学したい方におすすめです。ただし、屋外の城址公園散策は朝夕の涼しい時間帯がベターです。
【秋の小田原城】
10月中旬から11月下旬にかけては紅葉シーズン。城址公園内のモミジやイチョウが色づき、石垣や白壁との対比が美しい景観を生み出します。気候も過ごしやすく、「小田原城NINJA館」など屋内外の施設をバランスよく巡るのに適しています。観光客も春ほど多くないため、じっくり史跡を堪能したい歴史ファンにはこの時期がおすすめです。
【冬の小田原城】
12月から2月は観光客が最も少ない穴場シーズン。晴れた日の天守閣からは、空気が澄んでいるため富士山や相模湾の絶景を望めることも。また、「小田原城址公園イルミネーション」が開催され、昼とは異なる幻想的な雰囲気を楽しめます。防寒対策は必須ですが、混雑を避けて史跡をじっくり見学したい方にはベストな時期です。
各季節に合わせた催しも豊富で、春は「北条五代祭り」、夏は「小田原ちょうちん夏まつり」、秋は「小田原城NINJA館特別イベント」、冬は「お城EXPO」など、季節ごとの特別展示やイベントもチェックしておくと観光がより充実します。
天気予報と合わせて計画を立て、小田原城の四季折々の魅力を堪能してください。また、公式サイトで最新のイベント情報や臨時休館日を確認することもお忘れなく。小田原駅から徒歩約10分とアクセスも良いので、季節ごとに訪れる価値がある歴史スポットです。
4. 子連れ必見!小田原城周辺の人気グルメスポットBEST3
小田原城の見学を楽しんだ後は、お腹も満たしたいですよね。特に子連れファミリーにとって、気軽に立ち寄れて子どもも喜ぶグルメスポットは貴重な情報です。ここでは、小田原城周辺で子連れに人気の飲食店を厳選してご紹介します。
まず第1位は「うなぎ亭 友美」です。小田原と言えばうなぎ!小田原駅から徒歩10分ほどの場所にあり、ふっくらと焼き上げられたうなぎは子どもでも食べやすい柔らかさ。キッズメニューも用意されており、うなぎミニ丼は大人気です。座敷席があるため、小さなお子さん連れでも安心して食事を楽しめます。
第2位は「小田原おでん本店」。小田原の名物おでんを家族で楽しめる老舗店です。城址公園から徒歩5分という好立地で、特製のだし汁で煮込まれたおでんは子どもにも人気。特に「つみれ」は魚の旨味がぎゅっと詰まっていながらも食べやすく、お子さんのおすすめメニューです。テーブル席と座敷があり、ベビーカーでも入店しやすい配慮がされています。
第3位は「鈴廣かまぼこの里」。小田原城から少し離れますが、車で10分ほどの場所にある体験型施設です。かまぼこの手作り体験ができるだけでなく、「えれんなごっそCAFE」では新鮮な海の幸を使ったメニューが充実。子ども向けのプレートメニューは見た目も可愛く、食が進みます。施設内は広々としており、授乳室やおむつ交換台も完備。雨の日でも安心して過ごせる人気スポットです。
どの店舗も地元の食材を活かした料理が楽しめ、家族での食事に最適な環境が整っています。特に週末は混み合うことが多いので、可能であれば予約をしておくと安心です。小田原城観光と合わせて、ぜひ地元グルメも満喫してください。
5. 意外と知らない!小田原城にまつわる驚きの歴史エピソード
小田原城には教科書には載っていない興味深いエピソードが数多く存在します。例えば、豊臣秀吉による「小田原征伐」の際、北条氏政・氏直親子は大軍を前に籠城戦を選びましたが、実は城内には1年分の食料が備蓄されていたという記録が残っています。それにもかかわらず、わずか3ヶ月で降伏した背景には、秀吉の心理戦が効果を発揮したとされています。
また、江戸時代に入ってからは、大老・井伊直弼が小田原城の藩主だった時期があります。彼は安政の大獄で知られる人物ですが、小田原藩主として在任中、城内に「清閑亭」という別邸を設け、政務の合間に風光明媚な景色を楽しんでいました。現在もこの建物は小田原市内に移築保存されており、一般公開されています。
さらに、明治初期の廃城令により取り壊されそうになった小田原城ですが、地元の実業家・松永安左ヱ門(耳庵)の尽力により天守閣が再建されました。彼は「電力王」と呼ばれた人物で、古美術品のコレクターとしても知られていました。小田原への深い愛情から私財を投じて文化財保護に貢献したエピソードは、地元民にも意外と知られていません。
そして意外なことに、小田原城は関東大震災と第二次世界大戦の空襲という二つの大きな災害を乗り越えてきました。特に関東大震災では城内の建造物のほとんどが倒壊する大打撃を受けましたが、その度に市民の熱意によって復興を遂げてきた歴史があります。
こうした数々の危機と復興の歴史を知ると、現在私たちが目にする小田原城の姿がいかに貴重なものかを実感できるでしょう。城内を散策する際は、こうした知られざるエピソードに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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