小田原城本通り活性化協議会|小田原城下町(駅前商店街とお堀端商店街)小田原の情報メディア

小田原

【2025年最新】小田原グルメの決定版!商店街の案内人が教える地元民が愛する名店巡り

【2025年最新】小田原グルメの決定版!商店街の案内人が教える地元民が愛する名店巡り

皆さん、こんにちは!小田原の商店街をこよなく愛し、この街の美味しいものを知り尽くした「商店街の案内人」です。いつも商店街を歩きながら、訪れる方々に小田原の本当の魅力を伝えるのが私の生きがいです。

小田原といえば、難攻不落の小田原城や歴史情緒あふれる城下町のイメージが強いかもしれません。もちろん、その歴史散策も素晴らしい体験ですが、この街の真の魅力は、地元の人々の生活に深く根付いた「食文化」にあると私は思っています。

観光ガイドブックに載っている有名店も素敵ですが、地元民が「今日はちょっと贅沢しようか」「あそこのアレが食べたいな」と、普段使いしたり、特別な日に訪れたりするお店には、本物の味と温かい人情が溢れています。

この記事では、ネット上の不確かな情報に惑わされることなく、私が実際に足を運び、店主と語り、その味に惚れ込んだ「本物のお店」だけを厳選してご紹介します。うなぎ、海鮮、おでん、そして新しい名物まで、この記事を読めば、あなたの小田原旅が何倍も豊かになることをお約束します。さあ、私と一緒に、本当の小田原グルメを探す旅に出かけましょう!


【絶対王者】これを食べずには帰れない!小田原うなぎの最高峰「うなぎ亭 友栄」

小田原の食を語る上で、絶対に外せないのが「うなぎ」です。数ある名店の中でも、私が「別格」と断言するのが、風祭にある**「うなぎ亭 友栄(ともえい)」**さんです。

「友栄さんに行くなら、行列は覚悟の上だよ」とよく言われますが、その時間さえも期待に胸を膨らませる価値のある、まさに最高峰のお店なんです。

うなぎ亭 友栄

  • 住所: 神奈川県小田原市風祭122
  • アクセス: 箱根登山鉄道「風祭駅」から徒歩約7分。国道1号線沿いで、車でのアクセスも便利です。
  • 営業時間: 10:00~16:00 (ラストオーダー) ※テイクアウトの最終お渡しは17:00
  • 定休日: 毎週木曜日・金曜日
  • 駐車場: 店舗前と第2駐車場があり、車でも安心です。
  • 支払い方法: クレジットカード、電子マネーも利用可能。

なぜ「友栄」は人々を惹きつけるのか?

友栄さんのうなぎがなぜこれほどまでに絶賛されるのか、その秘密はいくつかあります。

まず、使用しているうなぎが違います。ここで味わえるのは、市場では滅多にお目にかかれない希少な**「あおうなぎ」**。その名の通り、背中が青みがかっていて、身が柔らかく、脂の乗り方が上品なんです。その厳選されたあおうなぎを、地下100メートルから汲み上げた箱根の名水で数日間活かすことで、泥臭さを完全に取り除き、旨味を最大限に引き出しています。

暖簾をくぐると、清潔感あふれる和の空間が広がります。テーブル席からお座敷、個室まで用意されているので、様々なシーンで利用できるのも嬉しいポイントですね。

メニューはシンプルながら、どれもが極上品。初めての方には、まず**「しら焼き」**を試していただきたい。わさび醤油でいただく白焼きは、うなぎ本来の味をダイレクトに感じられます。皮はパリッと香ばしく、身は驚くほどふわっふわ。口に入れた瞬間に、上質な脂がとろけていく感覚は、まさに至福のひとときです。

そして、もちろん**「うな重」**も外せません。長年継ぎ足されてきたであろう秘伝のタレは、甘すぎず辛すぎず、絶妙な塩梅。丁寧に焼き上げられたうなぎの香ばしさと、ふっくらと炊き上げられたご飯、そして極上のタレが三位一体となって、箸が止まらなくなります。


【漁港直送】朝の活気がご馳走!新鮮さが命の小田原海鮮グルメ

城下町であると同時に、豊かな相模湾に面した漁港町でもある小田原。新鮮な海の幸を味わわずして、小田原グルメは語れません。早川漁港の周辺には、朝獲れの地魚を求めて多くの人が集まります。

ご飯おかわり自由!豪快海鮮丼なら「港の台所 なみ」

漁港の活気を肌で感じながら、豪快な海鮮丼をかきこみたい!そんな気分の日に私が向かうのが**「港の台所 なみ」**さんです。小田原漁港の目の前、小田原水産会館の2階にあり、窓からは港の景色を眺めることができます。

港の台所 なみ

  • 住所: 神奈川県小田原市早川1-6-10 小田原水産会館 2階
  • アクセス: JR「早川駅」から徒歩約5分
  • 営業時間: 情報サイトによって営業時間にばらつきがあるため、訪問前に店舗へ直接確認することをおすすめします。(平日朝8時や9時から、土日祝は朝7時からという情報が多いです)
  • 定休日: 木曜日(または木・金曜日)
  • 駐車場: 市営駐車場などが利用できます。

このお店の魅力は、何と言ってもその鮮度とボリューム!人気メニューの**「なみ漬け丼」**は、その日に揚がった数種類の地魚が特製のタレに漬け込まれ、ご飯との相性が抜群です。

そして、私が特におすすめしたいのが、ご飯とあら汁がおかわり自由という嬉しいサービス。しかも、ご飯は白米だけでなく、炊き込みご飯など数種類が用意されていることもあるんです。魚の旨味が凝縮されたあら汁と一緒に、お腹いっぱい海の幸を堪能してください。

店内は広々とした食堂といった雰囲気で、有名店にありがちな長蛇の列も比較的少ないのが地元民としては嬉しいポイント。家族連れやグループでも気軽に利用できますよ。

アジフライの概念が変わる!新食感体験なら「さじるし食堂」

小田原名物の一つ「アジフライ」。どこで食べても美味しいのですが、「ここのは別物!」と私が太鼓判を押すのが**「さじるし食堂」**さんです。水産仲卸が直営しているだけあって、魚の扱い方はプロ中のプロ。

さじるし食堂

  • 所在地: 神奈川県小田原市早川1-4-10
  • 営業時間: 11:00~16:00
  • 定休日: 不定休

ここの名物は、なんといっても**「半生アジフライ」**。初めて聞いた方は「え、生なの?」と驚かれるかもしれませんが、これが本当に絶品なんです。外側の衣はサクッと軽く、中のアジはふんわりと柔らかく、中心部はほんのりレア。新鮮だからこそできるこの火入れ加減は、アジ本来の甘みと旨味を最大限に引き出しています。臭みは一切なく、アジフライの概念が覆されるほどの衝撃的な美味しさ。ぜひ一度、この新食感を体験してみてください。


【奥深き小田原名物】かまぼこ・おでん…本物の練り物を巡る旅

小田原といえば「かまぼこ」。お土産の定番ですが、地元ではもっと深く、多様な練り物文化が根付いています。歴史を感じる老舗から、新しい楽しみ方を提案するお店まで、その奥深い世界にご案内しましょう。

歴史を味わう、かまぼこ発祥の店「鱗吉 (うろこき)」

「かまぼこ通り」と呼ばれる通りに、ひときときわ風格のある佇まいを見せるのが、天明元年(1781年)創業の**「小田原かまぼこ発祥の店 鱗吉(うろこき)」**さんです。北条家の家紋「三つ鱗」を受け継ぐことを許された、由緒ある老舗なんですよ。

小田原かまぼこ発祥の店 鱗吉 (うろこき)

  • 住所: 神奈川県小田原市本町3-7-17 (かまぼこ通り)
  • アクセス: JR「小田原駅」東口から徒歩約15分
  • 営業時間: 10:00~17:00 (本店・囲炉裏スペース)
  • 定休日: 年中無休(公式サイト情報)
  • 支払い方法: クレジットカード利用可能

店内には伝統の製法で作られた上質なかまぼこがずらりと並びますが、鱗吉さんの楽しみは買うだけではありません。お店の奥には**「囲炉裏スペース」**があり、購入した商品をその場で炭火で軽く炙って食べることができるんです。ほんのり温かいかまぼこは、ぷりぷりの食感と魚の旨味が一層引き立ちます。

ここでぜひ試していただきたいのが**「じねんじょ棒」**。白身魚のすり身に自然薯を練り込んだ逸品で、ふわっとした食感がたまりません。神奈川の地酒も揃っているので、囲炉裏を囲みながら一杯、なんていうのも最高の贅沢ですね。

一杯に小田原が凝縮!進化する名物「小田原おでん本店」

「小田原おでん」と聞いて、どんなおでんを想像しますか?実はこれ、2003年に町おこしの一環として生まれた、比較的新しいご当地グルメなんです。その中心的な存在が、その名も**「小田原おでん本店」**です。

小田原おでん本店

  • 住所: 神奈川県小田原市浜町3-11-30
  • アクセス: JR「小田原駅」から徒歩約18分。少し歩きますが、その価値は十分にあります。
  • 営業時間: ランチ 11:30~14:30 / ディナー 16:00~21:00
  • 定休日: 火曜日
  • 駐車場: お店の向かいなどに数台分用意されています。

このお店の最大の特徴は、アジの骨とトビウオ(あご)からとった上品な出汁もさることながら、そのユニークな**「おでん種」**にあります。小田原にある11社の老舗かまぼこ店をはじめ、豆腐店、こんにゃく店などが、この「小田原おでん」のために知恵を絞って開発したオリジナルのおでん種が40種類以上も揃っているんです。

定番の大根や玉子はもちろん、梅風味のさつま揚げや、金目鯛の練り物など、ここでしか味わえない種ばかり。どれにしようか選ぶ時間も楽しく、まさに一杯のおでんに小田原の個性がぎゅっと凝縮されています。人気店のため、特に週末は予約をしてから訪れることを強くおすすめします。

かまぼこを肴に一杯!新しい楽しみ方「鈴廣かまぼこの里」

お土産で有名な「鈴廣」さんですが、その本店「鈴廣かまぼこの里」には、面白いスポットがあるんです。それが**「かまぼこバー」**。

鈴廣かまぼこの里 (かまぼこバー)

  • 所在地: 神奈川県小田原市風祭245
  • 営業時間: 10:00~17:00
  • 定休日: 年中無休

カウンター席で、専門のスタッフが選んでくれた数種類のかまぼこを食べ比べできるんです。プリプリとした弾力の強いもの、しっとりとなめらかなものなど、同じかまぼこでもすり身や製法によって全く違うことに驚かされます。箱根の地ビールや地酒とのペアリングセットもあり、「かまぼこを肴にお酒を嗜む」という、ちょっと大人な楽しみ方ができますよ。


まとめ:本物の味を知る、豊かな小田原グルメの旅へ

さて、私の小田原グルメ案内、いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介したのは、単に美味しいだけのお店ではありません。 絶対的な自信を持つ「うなぎ亭 友栄」。 漁港の活気ごと味わう「港の台所 なみ」。 アジフライの常識を覆す「さじるし食堂」。 かまぼこの歴史と未来を感じる「鱗吉」と「小田原おでん本店」。

これらのお店には、小田原の風土が育んだ食材への感謝と、職人たちの揺るぎないこだわりが詰まっています。それこそが、私が皆さんにお伝えしたい「小田原の本当の味」なのです。

小田原は、訪れるたびに新しい発見がある、とても奥深い街です。次に小田原へお越しの際は、ぜひこの記事を片手に、少しだけ路地裏を覗いてみてください。きっと、あなたの心に残る一皿に出会えるはずです。

そして、もし商店街で私を見かけたら、ぜひ気軽に声をかけてくださいね。「ブログ見ましたよ!」なんて言われたら、とっておきの穴場情報をもう一つ、こっそり教えちゃうかもしれませんよ。

皆さんの小田原の旅が、美味しく、楽しく、心豊かなものになることを、心から願っています。

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